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4種のほけんのあれこれ

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「就職したら保険に入らなきゃ!」

「結婚したら保険に入らなきゃ!」

「老後の為に保険に入っておいた方が良い!」

 

なんてよく聞きますよね。

ただ、生命保険に加入しているとはいえ、実際どんな保障なのか
どんな時に受けれるのか
しっかりと把握している人は少ないのではないでしょうか?

 

まず、保険でよく出てくる言葉で気をつけて頂きたいのですが

保険料→保険会社に支払うお金
保険金→保険会社から支払われるお金
です。この記事では生命保険を保険と呼び記載をしていきます。

 

さて今回は、任意保険の生命保険について書いていこうかなと。
(自動車保険等はまた別途書きますね)


まず、生命保険は大きく分けて4種類になります。

 

① 死亡保険(リスクの備える保険)
保険の対象の方が亡くなった時、もしくは高度障害状態になった時に受け取れる保険です。保障期間が終わった時に保険料の払い戻しが無い場合もあります。
また、死亡保険の中でも細分化されておりまた大きく分けて4つに分けられます。

1-1定期死亡保険(定期保険)
死亡保険の内、10年、20年などと一定期間のみ保障される保険です。
定期保険は満了時に更新が必要になりますので都度見直すことをおすすめします。
とにかくすぐ手厚い保障が欲しい方にはおすすめですが
自動更新されるものが多いので同じ保障内容のまま更新すると年々保険料は高くなっていくケースが多いです。

1-2終身死亡保険(終身保険)
死亡保険の内、保障されている期間等の具体的なものが無く、無くなるまでと言う契約になっているものを終身保険と言います。
定期保険を100歳までかけていても実質終身保険になりますが(100歳まで生きる確率が少ないから)商品上はそれは定期保険で、終身保険は期間は無く、保険の対象者が亡くなるまでとなります。
何歳であろうと保障が欲しい方におすすめです。
払い戻しがある場合も多いですが、短期で解約すると払い戻しが少なかったり、保険料が高くなる傾向があります。

1-3定期保険特約付き終身死亡保険(定期付き終身)
上で紹介した定期保険と終身保険を組み合わせたものを言います。
子育ての一時期だけ保障を手厚くして、子供が20歳になったら定期保険は満了、あとは終身のみかけておくようなタイプですね。
子育て世代の方等にはおすすめです。
ただ、終身を解約してしまうと同時に定期も解約なってしまうので注意が必要です。

1-4収入保障保険
これが一番あまり馴染みが無いかもしれません。
定期保険の一種で、保険金の支払い対象になった時に保険金を毎月受け取れる保険になります。(一括で受け取ることも可能)
定期保険はどの年齢でも受け取れる保険金は同じですが
収入保障の場合は年齢を重ねるごとに受け取れる保険金は減額していきます。
給料のように保険金が受け取れるので資金管理が苦手な方にも安心です。

 

② 医療保険・疾病保険(リスクに備える保険)
保険の対象となる方が特定の病気やケガをした場合に保険金を受け取れる保険です。
保険金が受け取れる条件は保険会社や保険商品によって異なります。
各約款をしっかりと確認することを強くおすすめします。
例(ガン→上皮内がんを含むのか含まないのか、脳卒中なのか脳血管疾患なのか等)

医療保険の中には掛け捨てのタイプと払い戻し金があるタイプがあります。
これもまた4種類に細分化されています。

2-1定期医療保険
医療保険と言うのは病気やケガで通院、入院、手術等をしたら保険金を受け取れる保険のことを言います。
医療保険の中で保障される期間が○年や○歳までと保障される範囲が決まっているのが定期医療保険になります。
貯蓄が不安定な時だけ保障して欲しい等と言った時に使えます。
保険料が安くなることが多いです。
ただ、更新があるのでその際に必ずしもまた加入出来るとは限りません

2-2終身医療保険
定期は○歳まで、○年といった決まりがありますが終身は一生涯保障を受け取れます。
高齢になっても保障が受け取れるので安心の保険だと言えますね。
ただ、定期と比べると高くなる傾向があります。
保険料も変わらないので若い時に入るとずっと安いですが
将来的に商品が変わったりして保障が不足する場合もあります。

2-3ガン保険
ガンに特化した医療保険と覚えて頂けたらと思います。
ガンと診断された時、ガンで入院したら、ガンの手術を受けたら受け取れるタイプです。
ガン保険の中にも定期と終身があります。
ガンに特化している為、これだけで病気やケガをカバーしようとしても足りないです。
またガンにも上皮内がんに対応してるかしていないかも重要になってくるので
よく約款を見ることを強くおすすめします。

2-4所得保障保険、就業不能保険
病気やケガが原因で働けなくなった時に治るまでの期間本当は受け取れるはずだった所得をカバーする保険がこちらです。
収入補償と名前が似ていてややこしいですが
収入保障→亡くなった時
就業不能→ケガや病気で働けなくなった時
となります。
加入出来る人や補償額に制限があるので注意が必要です。

 

③ 介護保険(リスクに備える保険)
介護が必要になった時に保険金が受け取れる保険です。
一括で支払われる場合と分割して受け取れる場合もあります。
保険金が支払われる条件は介護保険法で定められている区分の場合もあれば
保険会社独自の基準を設けている場合があります。

 

④ 死亡保障付きの生存保険(貯蓄性の高い保険)
保険期間中に亡くなっても満了時点で生存していても保険金を受け取れる保険です。
預金や資産運用に使われることもあります。
掛け捨てではなく貯蓄性が高いので保険料が高い傾向があります。
これは代表的な3つの種類を紹介させてもらいます。

4-1学資保険・こども保険
通常子供が15歳、18歳、20歳まで親が生存していたらまとまった満期金や祝い金が
満期までに亡くなったら一時金や一定期間わたり分割する形で保険金が払われます。
ただ、最近は親の死亡保障をつけずに貯蓄だけの保険も増えているので
契約の際は保険証券や資料をしっかりと確認するようにしてください。

4-2個人年金保険
主に老後の生活資金を準備する目的の保険です。
一時にまとまった金額ではなく、年金のように支払われます。
年金の受け取り期間を10年や20年等と具体的なものを確定年金、生きている限りずっと受け取れるものを終身年金と言います。

4-3養老保険
満期まで生存していれば満期金、満期までに亡くなった場合は満期金と同額の死亡保険金が受け取れます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか???

 

これを機会にぜひ、生命保険の見直しや自分の保険証券を見つめ直すことを強くおすすめします。